久しぶりに仕様のお話。
今回は外壁についてです。
サイディングにした理由
トゥルーライフの標準がニチハ14mm窯業系サイディングでしたので厚みを変えましたが、窯業系サイディングにしました。
やはり、色々なデザインが選べるというのが利点でしょうか。
通常の塗り壁と比べ、厚みがあるので遮音性や断熱性も優れていると言われています。
ガルバリウムについては断熱性に疑問、すぐに腐食しそうなイメージがあったので最初から考えにありませんでした。
色々みていると樹脂系サイディングなんていうのもあるようですね。
14mmと16mmの違い
差額も大きくなりますが、仕様も大きく異なります。
トゥルーライフでの標準は ニチハ 14mm モエンサイディングM となります。
私が採用したのは ニチハ 16mm モエンエクセラード Vシリーズ です。
主な変更点は以下です。
・製造方式
・固定方法
製造方式
モエンサイディングMは湿式抄造法、モエンエクセラードVはプレス成型になります。
製造工程上、プレス成型のほうが凹凸間があり、よりリアルな模様ができることでしょうか。
エクセラードはオフセットサイディングと呼ばれているようで、強度などもモエンサイディングMと異なっています。
ニチハのページに細かい仕様が記載されているので参考にしてください。
固定方法
14mmの窯業系サイディングは基本的に釘留めによるものです。
釘留めだと地震のときに釘の部分が浮き上がったりしてくるとか、釘穴の隙間が広がってしまうとか、、、
そんなデメリットを話された建築会社もありました。
16mm以上ですと重さの関係もあるのか基本金具留めになり、上記部分については改善されます。
また、材料が高品質になっていたり、厚みがあるため、断熱性も多少は期待できるのではないでしょうか。
シーリングも変更
我が家の場合、シーリングも変更しています。
採用したのはニチハ純正のプラチナシールです。
公式的には30年以上の耐久性を持っているようですが、5年毎の点検を推奨されています。
まぁ、施工レベルなどにもよるので確認を、ということでしょう。
モエンエクセラード Vと併せて使用すると凝集破壊・白化について15年保証がつくようですね。
凝集破壊・白化はプラチナシール部分のところですのでサイディングが白化しても保証対象外です。
保障条件は厳しそう
保証条件みるとなにやら難しいことが記載されています。
サイディング施工士さんとやらが施工しなきゃいけないようですが、そういう資格があるんですかね?
あと純正同質出隅、純正留め付け具を使用していないといけないので注意ですね。
(留め付け具も純正ですよね? >関係者様)
採用したデザイン
私はちゃんとしたものを使えれば問題ないのでデザインや色は妻任せです。
プロフィールかどっかで映像関係の仕事をしていたと書いたと思いますが、妻から色彩感覚はどうなっているんだと怒られたこともあります(笑)
妻は確か色彩検定持っているはず。
ということで妻が決めたのは以下になります。
1階部分がワイン、2階がクリームとなります。
で、玄関のところがへこんでいるのでそこの部分がクリーム。
メンテナンスはどうするか
窯業系サイディングの性能を維持するには定期的なメンテナンスが必要です。
通常メンテナンスをしていても限度がありますので10年経過あたりから塗り替えを検討していかなければいけません。
ニチハでは以下のようにスケジュールされています。
チョーキング現象(触ると手が白くなる)などが起こっている場合は劣化しているので塗り替えが必要です。
塗り替えをしないで放っておくと最悪張り替えが必要になるかもしれません。
塗り替え費用
足場を作らなければいけないからなのか非常に高額になってきます。
安くても50万、高いと100万を超えるのではないでしょうか。
モエンエクセラード V自体はシリコンアクリル塗装ですので15年を目処に塗り替えですかね。
色々と書いていたら長くなりましたがおまちかねのオプション価格公開です。
【標準】
ニチハ 14mm モエンサイディングM
釘留め、マイクロガード
【変更】
ニチハ 16mm モエンエクセラードV
金具留め、マイクロガード
プラチナシール
差額は、、、
約33万円
※2015年8月時での見積もりのため、変動している可能性があります。
塗り替え費用とか考えると、初期費用は増えますがもっと上のランクのもののほうが良いかもしれませんね。